NY滞在は続く
7月10日
結局、罰金は支払わなくてはいけないということになった。通関に10万は余計に使うことになったぞ。
ケニアの業者に連絡しても、「そっちで適当にやってくれ。俺たちは貨物を送っただけだ」といってばかりで話にならない。そうこうしているうちに次の罰金、保管料がかかってくるという事が分かって、もうね、ヤクザかよ。
ようやく金を払ってさっさとバイクを寄越せと言っても、これからようやく税関に通すから週明け2、3日かかるということが分かる。はぁ、NY滞在はもう暫く続きそうです。ゆっくり観光でもしてましょう。
今日はレゾのバイク友達でイラン人のサムの所に泊めさせてもらうことになりました。僕はイランには行かなかったけど、彼もバイク旅をしたアゼルバイジャン、トルコの話で盛り上がります。やはり持つべきはバイク仲間です。
From the people of Japan
3月20日
俺はキャンプ場の警備員だと言って金をせびってくるし、いい大人連中らが休憩中の僕に「ギフトはないのか」と言ってくる。
彼らなりの軽い挨拶のつもりかもしれんしけど、良い気分しないな。
"From the people of Japan"ねぇ……
こんな看板が近くにあるからか。
子供達
3月19日
みんな変わったものを見るような眼差しを僕に向けるが、ちょっと声をかけるとみんな元気に次から次へと挨拶し始める。
記念に写真を一枚撮ったら「マネー!!」の大合唱です。「お金ないよ~」と答えたらまた元気に笑う。ご愛敬なのか、はたまた僕の反応を試されているのか。
いくら払う?
3月16日
聞けば、マラウィのガソリン価格は高すぎて、人の中には他人の車からガソリンを盗む奴もいるらしいです。僕のバイクのタンクにはロックなんて付いてないから、簡単ですね‼︎用心しないと。
朝食を食べ終わってパッキングをしていると、ルイスが昨日の分の支払いを両替して持ってきた。まだ8時なのに、早いな〜。ルイスには日本に来た時に遊びに来なよと誘っておいたので、連絡先を渡しておきました。喜んでくれたようで良かった。
いざ出発して北へ向かうが、早々に道の選択を誤ったようだ。山道だし、舗装されていないし、かなりデコボコだ。こんな道を80kmも走ってしまった。リロングェから東に走れば舗装されていなのかな。
ようやくそんな道を抜けたら、目の前にゲートが現る。管理人に聞くと、ここには象やライオンがいる所だからバイクを通せないと言う。そして次の言葉が「だが君が疲れていて、また来た道を戻れないのも分かる。いくら払う?」です。
悔しいな〜!確かにまた同じ道を戻りたくない。仕方ないので、7ドル分をくれてやりました。はぁ〜。
今日は綺麗な湖の辺だというHkata bayに宿を見つけたかったが、日もくれそうになって到着しそうにない。道路場にChintheche inn campsiteという看板を見つけたので、今日はそこに泊まることにした。でもここもなかなか綺麗な場所で、僕以外にキャンプ場に人がいなくて快適だった。
助ける
3月15日
三泊もしたCroc Valleyに滞在してしまった。今日はようやくマラウィへ。
相変わらず国境では、いちいち声をかけてくる奴らが邪魔だが、今度は「チップなんてビタ一文やんないぞ」と直ぐに言って追い払う。
マラウィの首都、リロングェは黒人だけじゃなくて、アジア人やヨーロッパ人の観光客も割と見かける。ルサカみたいに殺伐としてなくて安心した。
しかし、今回は彼の様子が違う。聞けば、このホステル兼キャンプ場でお金の両替出来ると思っていたが、実際に来たら出来なかったらしい。そして、今日の宿代を払えない、今回ばかり助けて欲しい、と。
気持ちは分かるぜ。ルイス。僕もウズベキスタンで助けてもらいましたからね。もちろん、今回は僕が助けますよ。
彼の作るディナーのパスタに誘われて、今日はルイスと夕飯!大盛りだ〜!