雄を以て知る旅。

〜バイクで世界一周の記録〜

28歳

3月12日

28歳の誕生日を迎えました。おめでとう、自分。

この歳になって思い出したのは、18歳の時に誰かに言われた「10年後の自分を想像してみましょう。その為に出来ることを今から少しずつ始めましょう」という言葉です。

まさかアフリカの大地をバイクで走っているとは、思いもしなかったよ。僕が想像したのは、どこかで会社員しているだろう、というぐらいでした。

想像と現実の差に驚きです。この経験から察するに、もし今、10年後の38歳の自分を想像したとしても、現実は全く異なっているという事でしょう。

遠い未来のことをアレコレと考えるより、目の前にあるものを一つずつ重ねて、自分が実際に10年後を迎えた時、その時の自分に納得出来たなら、それで良いのだと思います。

僕は、旅を続けている自分に納得です‼︎

100km走ったら

3月11日

昨日はルサカから200kmちょいのルワングァという町に泊まりました。

宿のオーナーに次のガソスタはどこだと聞いたら、「チパタ(370km先)まで無いよ」と言われる。

そうなのかと思って、やるのはこれです。1.3倍くらいの値段だったかな。

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でも100kmくらい走ったら普通にガソスタありました!クソ!やられた!

Motulさん

3月10日

昨日、休日だったバイク屋の一つ、Best of bikesにまず向かう。

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いつも通りMotulさんを選ぶ。けど3000だ。いつもはもっと高い番号だった気がするけど。まぁ、これでも問題あるまい。

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ルサカで給油してから東に進むかと思ったけど、寄ったガソスタが三軒連続で「ガソリン無いよ」と言われる。車が道路にはみ出して長蛇の列になっているガソスタを見つけて、待つこと30分以上。ようやくガソリン満タンを手に入れることが出来ました。

そしていざ東へ走り出す。

ルサカ

3月9日

もう5000kmほど走ったので、そろそろエンジンオイルを交換しようと思います。ルサカでバイク屋を探しています。

ガソスタで道を聞くと、ちょうど寄っていたバイク便のライダーが「ついて来い」と言うので、暫くルサカをうろうろ。

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しかし今日は月曜日、行ったバイク屋は全て休日でした。仕方ない。明日また来よう。バイク便ライダーに有り難うと行って別れる。

それにしても、ルサカでは信号で止まっているだけで、汚ねえ親父が「ガソリンを持って来るぞ!」と寄って来たり、適当な所で駐車してれば、綺麗なお姉ちゃんまで「コーヒー代ちょうだい」と言ってくる。目の前で相乗りタクシーをボコボコに蹴っている荒れた奴もいるし、どうしたんだよ。

この街に長居したくないので、早々に同じキャンプ場に戻りました。

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首都から5km

 

3月8日

 
リビングストンを出るとき、検問所があって、係員に「どこに行くんだ?」と聞かれる。ルサカだと答えると、時間をチェックして「行っていいぞ」と言われて道を通される。
 
この時は10時30分くらいだったけど、もっと遅い時間だったらどうなってたんだ?
 
途中の道には、ボロい村が幾つも立ち並んでいるのを見かけるようになる。
 
昼食に入った店構えがまともそうなカフェでチキンを食べる。ちと脂っこすぎる感じがするけど、安いし美味いから良しとする。
 

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今日は470kmの道のりでした。僕にはなかなかの長距離でした。疲れた。
 
最後にキャンプ場に入ってこれで一息つけると思ったら、目の前をいきなりキリンが二頭通りかかりました。思わず「わっ‼︎」とまた驚いてしまいました。ここ、首都ルサカから5kmなんですけど?