雄を以て知る旅。

〜バイクで世界一周の記録〜

助ける

3月15日

 
三泊もしたCroc Valleyに滞在してしまった。今日はようやくマラウィへ。
 
相変わらず国境では、いちいち声をかけてくる奴らが邪魔だが、今度は「チップなんてビタ一文やんないぞ」と直ぐに言って追い払う。
 
マラウィの首都、リロングェは黒人だけじゃなくて、アジア人やヨーロッパ人の観光客も割と見かける。ルサカみたいに殺伐としてなくて安心した。
 
キャンプ場でさっさと寝ようとしたら、テントの外から僕の名前を呼ぶ声が。そこにいたのは、ボツワナザンビアのキャンプ場でも見かけた、ベネズエラ人のルイスでした。2度あることは3度あるものですね。
 
しかし、今回は彼の様子が違う。聞けば、このホステル兼キャンプ場でお金の両替出来ると思っていたが、実際に来たら出来なかったらしい。そして、今日の宿代を払えない、今回ばかり助けて欲しい、と。
 
気持ちは分かるぜ。ルイス。僕もウズベキスタンで助けてもらいましたからね。もちろん、今回は僕が助けますよ。
 
彼の作るディナーのパスタに誘われて、今日はルイスと夕飯!大盛りだ〜!

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