アスタナ
8月4日
「アゼルバイジャンに行きたいんだけど、どこでビザを取得すれば良いかな?」と相談したところ、アクタウの領事館に事前にWeb上で申請しておいて、行った当日に取得できることを教えてもらいました。なるほどね〜。
その後は大使館の門衛に「Wi-Fiのあるカフェ知らない?」と聞いたところ、青い巨大な三角形のビルに行くことを勧められる。
中は大きなショッピングモールで何でも揃ってます。日本と変わりません。僕もクスリ、サンダル、失くした腕時計の代わりを購入して久しぶりにショッピング気分です。
で、Skypeでオムスクのバイカー達に教わった電話番号に電話してみる。「タイヤを探しているんだけど、バイク屋知りませんか?」と伝えると、30分待てと言われる。
そしてあらわれたのが彼、オーリエックです。
僕のために一緒にアスタナの街を走ってタイヤを探してくれました。しかし5、6軒バイク屋を回るもどこも僕のバイクに合うタイヤが見つからない。オーリエック曰く、アスタナのバイク屋はみんな趣味でやってるからダメだとのこと。
結局、彼の家に行って前輪のタイヤを前後に反転させる作業をする。僕も一応、自分で出来るけど、ほとんどオーリエックがやってくれました。そして作業が速い。僕が自分でやったらもっとずっと時間がかかるよ〜。でもこれでタイヤのライフも伸びるはず。何だかんだであと2000キロくらいは大丈夫な気がする。新しいタイヤは次の大きな街のアルマティで何か見つかることを期待です。
彼の家の中に招かれて料理を頂いてます。
コーヒーに混ぜて飲むコレ、甘くなって香りも良いです。カザフ北部から西シベリアの特産品らしい。身体が温まります。
夜はオーリエックの友達のルスランも一緒にバイクバーで飲む。今日は久しぶりにウォッカじゃなくてラムです。オーリエックの好みらしい。
棚に置いて売ってあるチタンのフラスコを買おうとしたら、オーリエックが「プレゼントだ」と言って僕に買ってくれました。精一杯、それは自分で買うと伝えたのですが、彼は譲ってくれません。僕は彼の好意を心に深く受け取ることにしました。これは僕の宝物の一つです。
そして更にこの後、彼らとともに夜のライトアップされたアスタナへ。美しいです。