サムライ、結婚式に行く
8月2日
せっかく彼に世話になっているので、カザフスタンでのレギストラーツァ(滞在登録)はどこでするのか聞いてみます。
バクチャンは宿にいる他の人と色々と話して、彼の知り合いに車を出してもらうことになりました。
案内されたのは警察の交番のような場所でした。ここでカメラを何台も用意して取り締まりをしているらしい。
お巡りのような人から「滞在登録をする。金が必要だ」と言われる。いくらなんだろうと思ってふところから財布を出すと、お札をお巡りから全部すられた。しまった。ここは中央アジアだった。バクチャンもお巡りと、ここまで連れて来てもらった運転手にお金を支払わなくてはいけないと言う。結局、僕の言葉とジェスチャーだけではお金は戻ってきませんでした。失ったのは3000円くらい。くっそ〜。因みに、お金を分け合っていたのはお巡りと運転手でバクチャンは受け取ってません。
車の運転手は他に届け物をしなくてはいけない場所があるらしく、僕らはとある一軒家に向かった。
運転手が僕のことをその家の家族に話したらしく、一人の女の人が僕に話しかけてきた。
「今日は妹の結婚式があるの。良かったら是非あなたも参加して」
これはラッキーです。もちろん答えはイエスです。会場は先日、僕が泊まれなかったホテルなので、歩いてすぐです。
そして結婚式へ参加!来ている人はロシア系の顔立ちの人もいるけど、だいたいは僕と同じアジア系です。みんなの前で紹介されて、スピーチをしました。そして歌に踊りにと、楽しい結婚式でしたね〜。カザフの人もとてもフレンドリーです。
今日は嫌なこともあったけど、それ以上に良いことがあったから結果オーライです。