雄を以て知る旅。

〜バイクで世界一周の記録〜

西へ

7月10日

朝、Oasisで出会った仲間に見送られ、僕はウランバートルを発ちました。

パリから来たフランス人の何人かとは仲良くなって、パリに来たらうちに泊まりなよと誘ってもらいました。都会には興味はなかったけど、会える人がいるのなら行ってみたい気持ちも湧いてきます。

西へ進み出した1日目、舗装された道はウランバートルまでで、そこからちょっと離れればオフロードかなと思いきや、420キロ離れたアルヴァカーリまで殆ど舗装路でした。数年前より舗装化はだいぶ進んでいるのかな。

それにしても、景色が素晴らしい。ずっとこんな感じです。

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途中、休憩に寄った茶屋。ミルクティーです。

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昼、休憩に寄ったカフェっぽい所。メニューはあるが、出していないようだ。店内で販売している韓国カップ麺にお湯を入れてもらって食べる。

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夕方、いよいよちゃんとした料理を出すカフェへ。選んだのは羊肉スープ。こいつはヘビーだ。鼻につく臭いと癖のある肉汁、噛んでも噛んでも柔らかくならなないゴムみたいな食感。そして量がハンパない。400円です。これを食べたら腹の底からモンゴリアンに改造されそうな気がする。

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ジャンルは違うけど、我が郷土牛久発の山○家に通じるものを感じる。食べたらダメージがある感じとか。

途中、おっちゃんが僕のテーブルの前に座ってスープを完飲することを勧める。正直、もう腹いっぱいだったんだけど、日本人は食べ物を残す贅沢な奴らと思われたくないので、ググッと腹に流す。おっちゃんが親指を立てて満面の笑顔だ。僕も親指を立ててスマイル。

ウランバートルでの天気予報では11日未明から雷だったので、ちゃんとしたホテルに泊まります。もっとも、420キロも離れたのだから意味ないのかもしれないけど。ロシア語の分かるモンゴル人にホテルの場所を聞いてそこに泊まる。