ブロゴベチェンスク街巡り
6月21日
彼女は最近引っ越して来たということで、新しい自分の部屋を得た。その部屋の壁一面に、彼女は自分の好きな漫画の絵を描きたいそうだ。楽しそうに壁に絵を描く彼女の後ろで、僕は暫くのあいだ黙って座っていた。
その後はナターシャと彼女のお母さんと一緒にブロゴベチェンスクの街の散策に出掛けた。
レーニン広場を見て、噴水で遊んで、アムール川を望み、戦争記念広場を巡り、観覧車に乗って、公園で涼む。
夕方になると、ナターシャのお母さんの伯父さんの家に案内された。僕のことを歓迎してくれました。伯父さんは菜園を親戚友人達と育てているようで、ここで育っている豆やイチゴやブルーベリーを採って美味しく戴きました。特に作りたてのアイスクリームとブルーベリーの組み合わせは美味しかった。ニャムニャム。
その後、僕はナターシャのお母さんにブロゴベチェンスクの街を一望出来る場所へ連れて行って貰った。アムール川と街の夜景が楽しめる素敵な場所だった。
僕が望んでいた旅とは、まさにこれだ。有名な観光地巡りではない、その土地に住む人と触れ合い、食を食べ、ちょっとした良い所を巡る。
僕の夢を叶えてくれたナターシャ一家に感謝です。